2012/04/21 Category : バイク 韓国バイク事情1 ※画像の無断転載はご遠慮ください。 韓国に行ってきた。 バイクには関係ない渡航理由だったが、 とにかく町でバイクが目立つ。 どんな車種があるんだろう?と思ううち、 いろいろ調べたくなってきた。 韓国にはいい感情を持たない人も多いわけで、 バイク乗りの中でも韓国のバイク事情に 興味をもつ人も多くないだろう。 自分もそんな一人だった。 ただ、なんとなくこんな状況なんだぜ? と、 知ってもらえるといいなと思う。 腹立たしい面もある国だが、バイクが活躍しているってことは バイク乗りにとっては興味深い面もあるかなと思って。 つづはこちら で、つづきを読む ●初めに 自分が宿泊した場所は韓国の服飾関係の問屋街近く。 様々な荷を運ぶため、バイクが活躍する状況が多い。 商品を店に、材料を問屋に運ぶため、 バイクが活躍している。 とにかくすごい台数が停まっている。 こうした背景には、韓国の交通事情があると思う ・韓国は渋滞がひどい 都市部は慢性的。ソウルに一極集中しているからか。 それゆえ車での運送は機能しづらい。 ・韓国は狭い道が多い 市場内にある細い道とかにもバリバリ入らないといけないため、 車では移動できない。 ●働くバイク よくヒョースンの後部に荷車を付けた画像がネタになるが、 これはネタでもなんでもない。 問屋街の運送用バイクでは、これがフルアーマー状態。 なぜかというと、バイクは上記のような理由で 完全に車の下位互換だから。 運送特化に改造した結果がこんな仕様になる。 日本のバイク便仕様に近い存在だ。 だからレジャー目的のバイクはこんなんではない。 あのヒョースンだけを見て、 韓国のバイクは全部こんなのだぜ?とは言えない。 ●韓国問屋街運送仕様の装備 ・巨大荷台 布地や完成した服飾を運ぶため、 とにかく荷台が 巨大ではないといけない。 そのためほとんどのバイクは巨大な荷台をつけている。 で、これは商品として売っているのかな? と思ったら バイク屋というか加工屋?の おっちゃんが溶接でバリバリ作っていた。 ワイルドだ。 ・サブサイドスタンド 上の上の画像の荷台の下を参照。 荷台が巨大になると、サイドスタンドでは支えきれない。 それゆえ駐車時は、荷台の下に補助のサイドスタンドを あてて、 倒れることを防いでいる。 これは駐車時に手でセットする。 まぁ鉄パイプです。 ・バンパー 韓国バイクはとにかく狭いところもグイグイ入ってくる。 車の間も、横断歩道も。 だからぶつけてもいいように? 車体の周囲をぐるっと守るバンパーが装備される。 樹脂カバーで覆われたスクーター用の装備らしい。 これはきっとワンオフの品ではなく、メーカー純正オプションだと思う。 車種専用設計っぽい作りだったので。 ●リア4本サス 耐荷重アップを狙ってか、リアサスを4本仕様にしているものも。 結構見かけたのでポピュラーな改造らしい。 ●トライク仕様 上級者向け改造? 輸送量アップを狙い、 後部を改造してリアカーをマウントしたトライク仕様も。 これも溶接屋のおっちゃん改造らしかった。 リアの荷台を囲み、ちょっとした家のような箱スペースを積んだバイク。 手作りウインドシールドで快適性は最高かもしれない。 次回車種編に続く。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword